刈川圭祐

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紫鏡、ツーリング、最強線

愛し君へまだまだ夏が残る今日この頃、いかがお過ごし?台風や大雨には気を付けてね。君は何故かわからないけど、ずっと覚えていることってある?先日ふと「紫鏡(むらさきかがみ)」という言葉を思い出したんだ。これは“大人になるまで覚えていると不幸なことが起こる”とされている、いわば都市伝説的な言葉で、当時小学生だった刈川は「早く忘れなきゃ、早く忘れなきゃ」と震えながら日々を過ごしていたよ。そして、すっかり大人になってしまった刈川。もしかして、この言葉を覚えていたせいで、すでに不幸な事が起きたのかもしれない。ただ現在、刈川は健康で幸せです。そういえば、同じような意味合いで「イルカ島」って言葉もあったな。「大人になるまで」という設定なので、平成の時代に小学生だった刈川は20歳でいいのだが、成人年齢が引き下がった令和の小学生は18歳でいいのだろうか。そして成人年齢の引き下げが適応された2022年4月1日に19歳だった子はどうすればいいのだろうか。そんな大人気ない事を考えるなんて、刈川もつまらない大人になったなと思った瞬間だった。何故かわからないけど、覚えているシリーズ第二弾。バイクで遠出する事をさす単語「ツーリング」子どもの頃、この「ツーリング」の「ツー」を、2人の「two」だとずっと思っていて、バイクでデートする事を「ツーリング」だと思っていた。なので「今度一緒にツーリングいきませんか?」というのは、普通にバイクデートの誘いだと思っていた。それが後日、テレビのインタヴューで「今日は一人でツーリングです」と聞いた時、初めて間違いに気付いた。「ツーリング」という言葉を聞く度に、この間違いを思い出す。何故かわからないけど、覚えているシリーズ第三弾。子どもの頃、埼京線は「最強線」、八高線は「ハチ公線」だと勝手に頭の中で漢字変換をしていた。大人になって、本当の漢字を知るのだが、未だに間違っている方の漢字が先に浮かんでしまう。ただつい最近まで、京王線が「東京―八王子」、総武線が「房総―武蔵」だとは知らなかった。特に総武線は、会社の総務部のようなイメージで、関東を総じて走っているみたいなイメージだった。思い込みが激しいのは、子供の頃から変わっていない。さっき、紫鏡の件で「大人になった」と言ったばかりなのに、恥ずかしい。と、こんな風に余計なことをダラダラ考えてしまうのも、むしろランデブーに向けて色々考えている証拠。何か一つを集中して考え出すと、余計な事まで浮かんでくるもの。大事なのは考える事。たくさん考えて創った曲やステージを君に届けます。期待していてね。デート、ランデブーの約束をしよう。次会う日まで会えない時間を大切に。

けいすけの夏

愛し君へ朝晩は少し秋の風を感じる今日この頃、いかがお過ごし?暑いけど、確実に季節は進んでいるね。君はどんな夏休みだった?刈川は8月21日から28日まで宣言通り夏休みを取ったよ。休むにあたって2つルールを課したよ。1つ目は練習禁止。発声練習もピアノを弾くことも禁止したよ。普段「練習するのしんどいな」なんて思う日もあるのに、いざ禁止すると、3日目くらいにはピアノを弾きたくてウズウズしている自分がいたよ。散歩中に自然と歌っている自分には驚いたよ。2つ目はSNS禁止。毎日InstagramやXを閲覧してしまっているそこの君、SNS断ちを強くお勧めするよ。SNSを見ない事で情報が入ってこない事を恐れていたんだけど、その分、本を読む時間が増えたよ。この一週間で実に3冊も本を読んだよ。本を読むのに疲れると、部屋の掃除をしていたよ。お陰様で随分綺麗になりました。「風が吹けば桶屋が儲かる」ならぬ「SNSを断つと部屋が綺麗になる」だね。SNSってアルコールに近いかもしれない。やりすぎや、見過ぎによって身体や心を壊す可能性もあるので、これからもほどほどに付き合っていこうと思ったよ。一人旅にも出かけたよ。愛知と静岡を巡ってきました。誰もいない海でぼーっとしていました。散歩して、酒飲んで、観光して、美味しいもの食べて、夕日を見て、ベタな昭和の青春ドラマのように、海に向かって叫んできました。気持ちよかった。普段どれだけ人目を気にして生きているかがわかったよ。いつもなら、地元の方と触れ合うのが楽しいんだけど、今回はそんな気持ちになれなくて、ずっと一人でいたよ。寂しいなんて気持ちはなかった。最近、自分に構ってあげられなかったと思い、ずっと自分と話していた。自分の心の声をちゃんと聴いてあげた。携帯電話が無い時代の人は、休むのが上手だったのかもしれない。土曜日や日曜日に出かけてしまえば、連絡の取りようがない。仕事や情報を遮断する大事さを知った。現代人が1日に触れる情報量は、江戸時代の1年分、平安時代の一生分とも言われている。夏休みを取った結果、いかに情報量と幸福度が比例しないかがわかった。スマホと向き合うより、自分と向き合った方が良いなと思った。さて、いつまでも休んでいられない。休む事にもそろそろ飽きてきた。たくさん練習して、たくさんデートして、ランデブーに集中しよう。今は音楽に関する全ての事が楽しみでしょうがない。真剣に休む事を学んだ、2025年の夏休みでした。デート、ランデブーの約束をしよう。次会う日まで会えない時間を大切に。

オジさんは道の話が好き

愛し君へ夏の終わりもそろそろ見えてきた今日この頃、いかがお過ごし?残暑よ、お手柔らかに。君は普段車に乗る?先日、とあるイベントに出演するために、車に楽器を積んで向かったんだ。夏休みということもあり、すごく渋滞していたけど、なんとか約束の時間に間に合ったよ。到着後、馴染みのあるイベントプロデューサーさんにご挨拶すると「混んでたでしょ?どっちの道から着たの?」と聞かれたので、「本当は東名使ってこようとしたんですけど、第三京浜からまわってきました。」と答えたよ。すると近くにいたアシスタントの若い女性が「オジさんって道の話好きですよね。」と言ってきた。今まで全く気付かなかった。オジさん呼ばわりされた事が嫌というわけではなく、確かにオジさんって道の話よくしてるなと。そこから2.3日、どうしてオジさんは道の話が好きなのかを考えていた。これは刈川なりに導き出した答えなのたが、車の免許を取り立てでも、カーナビを使えば現在地から目的地までの道のりがわかる。しかし、過去にその道を使ったことがある、または何年もその道を使っていると、経験上「この交差点は混む」とか、「この道は狭い」と言う情報を知っている。これが年を取るほど情報が増えるため、オジさんになればなるほどカーナビよりも自分の経験を信じるようになる。そして、もちろんこれが合ってる時もあれば、間違っている時もある。もし間違っていたとしても、道中で美味しそうなラーメン屋を見つけたとか、そーゆー発見があったりする。人生の比喩でよく使われてる「自分の道を選ぶ」を体験でき、「自分が選んだ道を信じる」も体験できる。自分がこれまで選んだきた人生の道を示すように、今日選んだ道の話をするのかもしれない。道に詳しい事は何も恥ずかしい事ではない!と思いつつ、若い人の前ではあまり道の話をしないようにしようと思った、夏の1日でした。さて、もうすでに道を選んで進んでいる刈川は、これから11月23日まで突き進むだけです。9、10、11月とブレーキを踏まず進むため、8月下旬にメンテナンスをさせていただきます。君もどうか健康でお過ごしくださいね。ランデブー、デートの約束をしよう。次会う日まで会えない時間を大切に。

ノンアルコールに酔う

愛し君へ真夏の太陽が君を輝かせる今日この頃、いかがお過ごし?夏休みの宿題は終わったかな?君はノンアルコールビールって飲む?実は最近、ノンアルコールビールにハマっているんだ。ノンアルコールビールが登場した時に、「こんな物誰が飲むんだ?」って正直思ったんだけど、すっかり飲むようになったよ。まずは車を運転しなきゃいけないけど飲みたい場合。ギョーザやピザを食べている時に、お茶やジュースってのも中々厳しいよね。そんな時にノンアルコールビール。最近の物はすごく良く出来ていて、満足感がすごいよ。あとは休肝日。刈川はお酒を飲んだら、2日空ける事にしているんだけど、どうしても飲みたくなったらノンアルコールビールを飲むよ。カロリーも低いし、罪悪感はほとんど無いよ。上手にアルコールと付き合うための飲み物という側面が強いと思うんだけど、単純に飲料としても優秀だと思う。例えば、最近のような暑い日に、コンビニで冷たい飲み物を買おうとすると、お茶、ジュース、水、炭酸水という選択肢があると思う。炭酸は飲みたいけど、甘くなく、味があるものがいい。という時に、ノンアルコールビールや、ノンアルコール酎ハイなどはかなりベストな選択になってくるよ。「お酒じゃないけど、飲んでいるみたい」という、いわば“騙されている快感”ってものが人間には少なからずあるような気がする。マジックや手品を見て“なんでこうなったの?”というような、一種の脳の錯覚に近いと思う。健康面や経済面についても優秀。ビールだと何杯も飲んでしまうし、つまみも食べてしまいがちだけど、ノンアルコールビールを何杯も飲もうと思わないし、食欲が刺激される事もない。もちろん二日酔いも無いし、寝不足にもならない。さらにダイエット効果まである。ただ調べてみると、上級者は本当のお酒の飲んでいる最中に、飲み過ぎないようにノンアルコールビールを飲んだりするらしい。刈川は正直そこまでは行けない。本当のビールを飲みだしたら、もうノンアルコールは挟めない。そこまで摂生できるほどまだ大人じゃないみたいだ。この世にある揉め事の多くは、お酒がらみの事が多いらしい。そんな事を事前に防ぐという意味でも、ノンアルコール飲料は救世主かもしれない。ノンアルコールビールを飲みながら、人間について考えていた2025年の夏でした。摂生して出来た時間やエネルギーをランデブーに注ぎたいと思います。デートの約束をしよう。次会う日まで会えない時間を大切に。

それでも待ってる夏休み

愛し君へいよいよ夏本番。険しいリハーサルが続く今日この頃、いかがお過ごし?くれぐれも体調管理には気を付けてね。もうすぐ夏休み。君は思い出に残っている夏休みってある?恥ずかしながら、夏休みとで最初に思い出すのがアニメの再放送なんだよね。「夏休みアニメスペシャル」みたいな感じで、7月下旬から8月いっぱいまで、平日午前中と平日夕方に放送されていた記憶があるよ。午前中はTBSで「少年アシベ」とか「グリッドマン」が放送されていて、夕方は日テレで「タッチ」や「シティーハンター」が放送されていたはず。今みたいにYou tubeとか配信とか無いから、リアルタイムで見ていたよ。友達と遊んでいても、16時までには帰ってきた記憶があるよ。「見たいテレビがあるから帰る」なんて、令和の子供たちが聞いたらビックリするだろうね。特に「タッチ」はよく見ていた。小学校低学年で見る「タッチ」ってすごく大人の世界なんだよね。当時、他に見ていたアニメはバトルものとか、魔法とか、モンスターとか、基本的に超能力っぽいものが登場するんだよね。そんな中、男女の三角関係や、野球の真剣勝負ってすごく大人な作品だったよ。お歳暮でもらったカルピスを飲みながら、スイカバーを食べながら見ていたよ。もう一つ、よく見ていたのが「きまぐれオレンジロード」80年代のラブコメディアニメで、これも三角関係が軸になっているよ。今見返すと、とんでもなくオシャレな雰囲気。漫画の登場人物より、はるかに年上になったのに、いつまでも追いつけないような、この感覚は何なんだろうね。小学校高学年にもなると、中学受験をしたので、夏休みの思い出は、夏期講習の思い出になってしまう。ハッキリ言って、夏期講習中どんな事をしたのか全く覚えていない。どんなに人生の役に立とうと、忘れてしまうような思い出なんて、きっと大したことじゃない。中学・高校の夏休みはほぼ毎日部活。こっちは鮮明に覚えている。吹奏楽部は夏にコンクールがあるので、なおさら覚えている。あの日、吹いていた風の匂いすら思い出せそうだ。まあでも、高校三年生の夏は勉強したな。これはそれなりに覚えている。今年はどんな夏休みになるだろうか。麦わら帽子は もう消えたたんぼの蛙は もう消えたそれでも待ってる 夏休み昔はとっても変な曲だなと思っていたが、今なら痛いほど気持ちがわかる。大人になってしまったな。あとでこっそりカルピスとスイカバーを買って、部屋でタッチでも見よう。そんな楽しみな夏休み。君と僕はデートの約束をしよう。次会う日まで会えない時間を大切に。

K.K rendez-vous Ⅷ となりの国の王子様

愛し君へ行方不明の梅雨前線に翻弄される今日この頃、いかがお過ごし?熱中症対策も忘れずにね。さて、今日はとっても大事なお知らせを君に届けます。2025年11月23日K.KランデブーⅧ情報解禁です。パチパチパチパチ。タイトルは「となりの国の王子様」です。今回のモチーフは白雪姫。果たしてどんなランデブーになるのか乞うご期待!改めて色んな白雪姫作品に触れているんだけど、物によって結構違うんだよね。それもまた面白いね。7月25日三鷹にて発売開始です。今回は前寄りの指定席5,000円と、後寄りの自由席4,000円をご用意しております。お早めのご購入をお願いいたします。ランデブーまで残り約140日。長いような短いような。飛ばしすぎてスタミナ切れしないように頑張りますね。まずは体調管理。そして体力づくり。太りすぎず、痩せすぎず。君もどうぞ見守ってください。一緒に完走しましょう。改めて詳細です。「刈川圭祐 K.K rendez-vous Ⅷ となりの国の王子様」2025年11月23日 (日)吉祥寺 STAR PINE’S CAFE11:30- OPEN / 12:00- STARTG.北村貴丸 Ba.齋藤潤 Dr.大河内新太指定席 ¥5,000 +1D 自由席 ¥4,000 +1Dたくさんのご来場お待ちしております。話は変わり、万博とっても楽しかったよ。大阪は大盛り上がりで、至る所にミャクミャクがいたよ。海外の方が多いかと思いきや、日本人ばかりで、小学生の団体も多かったよ。平日でも大盛況で、人気のパビリオンは予約しないとまず無理だね。比較的並ばないでも入れる「コモンズ」という建物があって、色々な国が小さなブースで展示をしているよ。馴染みのない国も楽しいよ。楽しかったのは「シンガポール館」お国自慢のようなパビリオンが多い中、夢について、エンターテインメント性がある建物だった。とても綺麗で感動したよ。あと、大屋根リングが素晴らしい。酷暑でも、リングの下は日陰で涼しく、リングを使えば大抵の場所に移動できたよ。一回なんかじゃとても回り切れない。ただ、行って本当に良かったよ。いい思い出になりました。また君と行けたら良いな。これから本格的な夏。そして本格的なランデブーシーズン。濃厚なデートの約束をしよう。次会える時まで、会えない時間を大切に。

いつでもマイブーム

愛し君へ6月のダイヤモンドダストがキラキラ光り出す今日この頃、いかがお過ごし?素敵な傘を一本持っていると、雨も楽しみになるよ。君は最近何にハマっている?流行には敏感な方かな?刈川は流行には疎く、ハマっているものが常に人と違うんだよね。ずっとマイブームの連続なんだよね。ちなみに最近のマイブームは渡辺真知子さん。「かもめが翔んだ日」でお馴染みのシンガーソングライターさんです。先日、BSで放送されていた歌謡曲番組を何となく見ていたら、渡辺真知子さんの「迷い道」が流れてきたんだ。恥ずかしながら、初めて聴きました。オリエンタルな曲調と、切ない歌詞がバチっと来て、テレビを食い入るように見てしまったよ。次の日には渡辺真知子ベストアルバムを購入。最近はレコード屋さんにて過去の作品を探しております。まずね、本当に歌がお上手。若い頃の映像も見たけど、個人的には今の渡辺真知子さんが素敵だなと思いました。あと失恋系の曲が多くて、それもまたバチっと来てしまう。「ブルー」という曲がおすすめで、主人公の女性が男性に呼び出されるんだけど、その男性は別の女性の事が好きで、うまくいかない代わりに、主人公の女性を呼び出した。みたいな曲なんだ。とても切なくて美しい曲だよ。こんな風に音楽活動続けていければいいなと、とても励みになったよ。これからも応援したいと思います。もう一つのマイブームは自転車。定期的にマイブームになるんだけど、また最近ハマっております。気候も良くなってきたので、少し遠くの場所でも自転車で行くようにしているよ。本当にちょうどいい運動なんだよね。個人的には坂道が楽しい。電動アシストもギアもついてない自転車に乗っているんだけど、ちょっとキツい上り坂になると、もう太ももがパンパンなんだよね。そしてご褒美のように気持ちいい下り坂。本当にちょっとした事なんだけど、移動でやりがいを感じられる有意義な乗り物だと思います。これから雨だからあんまり乗れなくて残念だけどね。夏は暑くて場所を選ぶというか、その後誰かと会うとなると中々乗れないよね。あと日焼けが心配かな。一応ちゃんとヘルメットを付けているので、夏は蒸れもすごいです。高原にでも行ってレンタサイクルなんて最高だよね。こちらもオススメです。マイブームによって日常が彩られ、彩られた日常の中にまた新しいマイブームが出来る。君のマイブームは何かな?心のSDGsを忘れずに。デートの約束をしよう。次会う日まで会えない時間を大切に。