100th.LOVE LETTER

愛し君へ

暦の上ではもう秋。夏が少しずつ遠くなっていく今日この頃いかがお過ごし？

残暑見舞い申し上げます。

君は夏休みの宿題終わったかな？

刈川の日本史勉強もちょっとずつはかどっているよ。

昔はただ暗記していた歴史の言葉も、

今改めてみると凄く理にかなった言葉なんだなって思ったよ。

例えば「墾田永年私財法」って響きだけで覚えていたけど、

荒地を耕した場所(墾田)はずっと(永年)あなたの財産(私財)という法律。

そのままじゃん!!と思ったよ。

歴史を勉強して思ったのは、

「生類憐みの令」とか「大政奉還」とか「禁中並公家諸法度」とか

分かり易く、カッコいいネーミングなんだよね。

音的にもスム ーズというか、字数も収まりが良い。

歴史に良いコピーライターありだと思ったよ。

「歴史を学ぶ事」と、「宇宙から自分を見る事」は似ているような気がした。

今までに起きた事と、自分が生きた月日を比べるとすごく小さいことのように思える。

広い宇宙から見れば、70億人が住む地球の、1億2千万人が住む日本の、

1千万人が住む東京にいる自分が小さい存在のように思える。

視野が広がる事は確実に人生を豊かにする事。

小さい自分が小さい悩みでウジウジしても仕方ない。

もっと明るく楽しく生きなきゃ。そんな気持ちになれたら良いよね。

きっと歴史だけじゃなく、全ての勉強は

人生を明るく生きるためのツールなのかもしれない。

改めて学ぶ事で得られる 楽しさを知ったよ。

勉強は何も教科書だけじゃない。

君が教えてくれる事、君が持ってきてくれる事、君のために何かしてあげたいという事。

君は僕の先生。そして、きっと僕も君の先生。

全部勉強。よく大きな損や失敗をすると「これも勉強だね」って言う時あるけど、

その言葉で十分前向きに生きられる気がするよ。

君がもし「これ勉強したら面白いよ」って言うものがあったら是非教えて欲しい。

その経験が歌詞になり、メロディになり、君の耳に届く時、

一周回って君の喜びになるから。

さて、勉強の成果を発揮するデートの約束をしよう。

そして一年の集大成、ランデブーの約束もしよう

次会える時まで会えない時間を大切に