捨てる本、残す本。
愛し君へ
金木犀の香る今日この頃いかがお過ごし?
一年で一番好きな季節になってきました。
君は最近断捨離をした?先日刈川は本を大量に捨てたよ。
一年に一回くらいそうゆう衝動に駆られるんだよね。
捨てる本は新書が多くて、もう価値観が時代に合ってないと感じてしまうんだよね。
個人的な感覚だけど、10年くらい前の本って
「○○までにやる10のコト」みたいな箇条書きの本が結構多いイメージかな。
テーマがあって、見開きで完結している感じだね。
最近、この手の本を見なくなったなと感じるよ。
これって、小学校の廊下に貼ってあった避難時の注意書きの延長線上かもしれないね。
ちなみに刈川の小学校は
「押さない・かけない・喋らない・戻らない」の頭文字を取って“おかしも”だったよ。
ちなみに前にボランティアで行った小学校は
「押さない・走らない・喋らない・戻らない」で“おはしも”だったよ。
君の学校はどんな標語だったかな?
書いていて思ったけど、
何だか大事MANブラザーズバンドの「それが大事」の歌詞みたいだね。
他にも、いつか読もうと思っていた本を大量に捨てたよ。
実は買ってから一回も読んだ事ない本が何冊もあるんだ。
中には10年以上前に買った本もあるよ。
その本はこの10年、一度も読まれることなく本棚にいた事になる。
でもね、きっと20年後も読まないような気がしてさ。
その本を手にした時、頭に坂本冬美の「夜桜お七」が流れたんだ。
♪さくら~さくら~いつまで待っても来ぬひとと~死んだひととはおなじこと~♪
いつまで経っても読まない本と、捨てた本は同じかなと。
君の本棚にもそうゆう本は無いかな?
あと、今回も自己啓発本を大量に捨てたよ。
自己啓発本を捨てるたびに、一つ強くなった気がするよ。
20代前半に頻繁に買っていた自己啓発本も、残り僅かになってきたよ。
という事は、今残っている自己啓発本が刈川の弱点であり、
まだ克服出来てないジャンルなわけだな。絶対に君には見られたくないな。
逆に捨てられない本もあって、面白かった小説はなかなか捨てられない。
あと、どうでもいい本も結構捨てられない。
家に天気図の本があるけど、滅多に読まないのに捨てられないんだよね。
3年に1回くらい目を通すくらいなのにさ。辞典系も無理だね。
花言葉の辞典とか、パワーストーンの辞典とか、
全然読んでないけど、いつか必要な気がしてね。
読書の秋なのに、本を大量に捨てた刈川でした。
デートの約束をしよう。
次会う日まで会えない時間を大切に。
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