夏至

愛し君へ


季節外れの暑さが続く今日この頃、いかがお過ごし?

朝晩は涼しいので薄着には注意だ。


君は最近世の中狭いな~って思ったことある?

先日、お世話になっている保険屋さんの担当が変わったんだ。

その変わった担当の方が、なんと高校のクラスメートの奥さんだった。

実はこれには訳があるんだ。

一昨年、前担当者に、「この辺りでいいお店ありませんか?」と尋ねられた時に、

高校時代の知り合いA君がやっているお店を紹介したんだ。

前担当者はそのA君のお店で、

刈川の高校の同級生B君と仲良くなった。

そしてB君の奥さんが仕事を探していて、

前担当者のツテで保険屋さんに就職。

この度、前担当者が長期休養をした事で、

担当が変わりB君の奥さんが刈川の担当になった。

巡り合わせってのはわからないものだね。

何だか感心したよ。


もしかすると、君が最近出逢った人は、

君の知り合いの、兄弟の、

奥さんの、クラスメートの、

担任の、甥っ子かもしれない。

「知り合いの紹介」が無下に出来ないのは何となくわかるから、

出逢った全ての人がどこかで繋がっていると思えば、

うまく回るんじゃないかな。


先日、福島でタクシーの運転手が、

乗客のオレオレ詐欺を未然に防ぐというニュースを見た。

タクシーの車内カメラでやり取りを公開していて、

まずタクシーに乗った時の会話が

「毎度どうも。前も乗せましたよね。」

「ああ、覚えてます。その節はどうも。」みたいなものから始まり、

「今日はどこ行くの?」

「スーパーのATMでお金をおろしに」みたいな会話から、

運転手がオレオレ詐欺を疑い、必死で止める様子が流れていた。

運転手と客の会話というよりは、近所の人の会話みたいだった。

だからこそオレオレ詐欺を防げたんだなって思えたよ。

自粛や外出禁止で人と話す機会が減った中、

どうやって孤独を感じずに生きるは重要だね。


最近は友達だけではなく、

宅急便のオジさんとも軽く会話を交わすようになったかも。

昔、動物に話しかけている人を見て不思議に思っていたけど、

最近はその気持ちがよくわかる。

刈川も気気付けば、猫に向かって、

「あら、今日はどこ行ってたの?」

とか平気で喋るようになった。

本当にコミュニケーションが取れているかは別として、

猫に話しかけるだけで、孤独が和らぐ気がした。

孤独が和らぐなら、猫じゃなくて、ぬいぐるみでも良い。

エンピツだって、スマホだって良いと思う。

寂しさを感じた時は、あたり構わず、目に入ったものに話かけてみよう。

刈川もよく自分のピアノやサックスに話かける。

中々会えない日々が続きますが、

寂しくならないようSNSやCMを更新していきます。

いつか会える時まで、どうか健やかに。

次会える日まで会えない時間を大切に。

刈川圭祐 Official Site

シンガーソングCMライター刈川圭祐のオフィシャルサイトです。