芒種

愛し君へ

寝具と寝巻のチョイスが難しい今日この頃、いかがお過ごし？

君の睡眠が快適でありますように。君は元気ですか？

少しずつだけど、日常が戻ってきたね。

でも、刈川は相変わらず君に会えなくて辛い。

あまりの辛さに毎日ラブレターを直筆で書いておりました。

CMにて見れるから良かったら見てね。

キッカケは結構些細な事で、とある二世タレントさんが、

「女性は字と箸の持ち方が綺麗であれば、世の中渡っていける」

という発言をしていたんだ。

今まで色々な人に「字が汚い」って言われてきたから、

「こんな時でも無いとやらないか」と思い、実行してみました。

ここからはCMに入らなかった感想などを君だけに伝えるね。

まず、1日に約40分ほど字の練習をしていたんだけど、

正直言って、40分が限界だったよ。それ以上は手が痛くて、、

考えてみれば、学校の授業だとしても、ずっとノートに書いているって訳じゃないもんね。

ましてや10年くらいブランクがあるんだから。

さらに筆圧が全然わからなくて、最初の方はノートが破れそうだったよ。

そして、丁寧に書くようになって、文字をごまかす事がなくなった。

わからなかったら調べるって当たり前の事なんだけど、

線が2本か3本かわからないって時はわざと潰すように書いたりしてました。

情けない話だ。

さらに、パソコンに向き合う時間が減りました。

今まではちょっとした事でも、パソコンでワードを開いて書類を作っていたけど、

今は白紙にちょちょっと文字を書くだけで済むようになったよ。

タイピングを極めるのも良いけど、手書きで済むものは絶対手書きの方が楽だ。

そして劇的に手帳が見やすくなった。

これまで自分の字が汚くて、今日の予定が何だったかわからない事がにあったけど、

もう大丈夫。

何だか思ったより良い事尽くめだったよ。

森羅万象が自分の音楽と繋がっていて、

音が変化していくのは本当に楽しい。

先日、初めて自分の手書きの歌詞を見て歌ったよ。

これだけでも今までの感覚と違ってくる。

まあ、何よりも大事なのは、この状態を維持または向上させる事だね。

一生勉強だ。

君ももしかしたら、この期間で色々変わっているかもしれない。

最新の君に早く会いたいな。

デートの約束をしよう。