エッセイと小説と曲と。
愛し君へ
ゴールデンウイーク真っ只中の今日この頃、いかがお過ごし?
衣替えは終わったかな?
最近の君はどんな生活を送ってる?
刈川は「タマテバコ」のリリースが落ち着いて、
少しゆったりとした生活を送っているよ。
君は最近どんな本を読んだ?
刈川は最近ハマっている作家さんがいて、
4冊連続でその方の本を読んでいるよ。
その方は小説もエッセイも両方書いていて、
エッセイに書いてあったエピソードがそのまま小説に出てきたりする。
実体験が、いかに創作活動に繋がっているかがよくわかるよ。
そうゆう刈川も、エッセイと曲を書いているのに、
エッセイで書いた事がそのまま曲になるという事はあまり無い。
考えてみれば、刈川の書く曲はほとんどがラブソングで、
このラブレターは日々あった事を中心に書いていて、
あまり恋愛の事を書いてないからだと思った。
刈川にとって、曲はラブソングで、エッセイはライフソングなのかもしれない。
うまく棲み分けが出来ているというか、
片方のジャンルでは表現できない事を、
もう一つのジャンルで表現しているようだ。
ふと思った。
君に送るかどうかは別として、
一回反対にして書いてみようかと。
人生をテーマにした曲に、恋愛をテーマにしたエッセイ。
「刈川の元カノの話なんだけど、
その人はいつも、普通のハンカチと、
タオル生地のハンカチを2枚カバンに入れていたんだよね。
彼女は普通のハンカチを使って、
タオル生地のハンカチはいつも刈川のために毎回持ってきてたんだ。」
…触りだけ試しに書いてみたけど、全くペンが進まない。
どうやら刈川は、自分の恋愛を話す事が物凄く苦手なようだ。
やっぱりいつものように戻そう。
ミュージシャンで小説を書いている方、エッセイを書いている方、
ラジオ番組を持っている方、俳優をしている方、
音楽では表現できない事を他のジャンルで発揮しているのかもしれない。
逆を言えば、他の活動をする事によって、
自分の音楽で何が出来るか、何が得意なのかを、
ハッキリわかっているのかもしれない。
君に独り言のように届けるこのラブレターがいかに大事が思い知らされたよ。
これからも、刈川の音楽と、刈川のエッセイを大事にしていって欲しい。
いつも曲を聴いてくれて、ラブレターを読んでくれてありがとう。
素直に思えたので、文字にします。
次回も期待してね。デートの約束をしよう。
次会う日まで会えない時間を大切に。
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