サイレント疲労
愛し君へ
朝晩寒くなってきた今日この頃、いかがお過ごし?
今年もあと二ヵ月だね。
君は体調など崩していませんか?
刈川は10月下旬に少し体調を崩してしまったよ。
先月は気温の変化が激しかったよね。
寝る時に体の温度調節がうまくいかなくて、
暑くても寒くても、大量の重ね着をして寝ていたよ。
一晩で身体が暑くなったり、寒くなったりしていたんだ。
ただ日中は何ともなかったから、平然と過ごしていたよ。
久しぶりに休みがとれた10月22日、
普段ならどこか出かけるような気候だったのに、
眠くて眠くて1日寝ていたよ。
熱は出なかったんだけど、
23日の夜からいきなり声が出なくなったんだ。
「疲れた」って感覚が無い状態って怖いね。
一気に悪くなったよ。
翌24日に病院に行き、抗生物質などを出してもらったよ。
そこで悩ましかったのが、10月26日のイベント出演。
とても歌える状態じゃなかった。
奇しくも刈川は、去年の同じイベントで、
途中からいきなり声が出なくなって、
ショックで、その後、家出をした(ラブレター“大人の家出”参照)
でも、今年の刈川は違う。2日前に歌えないとわかっている。
頂いた貴重な出番に穴をあけるのだけは嫌だった。
さっそく運営側に連絡をして、今回の事を理解して頂きました。
その節は本当にありがとうございました。
そこから頭を切り替えた。
今できる刈川の全てを使ってイベントを盛り上げようと。
できる事は、ピアノとサックス。
過去にやった物を掘り出し、
一晩でサックスのカラオケ音源を作った。
結果として、当日は尺が少し足りないくらいの時間、
パフォーマンスが出来た。
このイベントは、毎年刈川に試練を与えてくれる。
もちろん運営側はそんな意図など全く無いのだが。
来年も参加したい。今度こそは歌声を秋空に綺麗に響かせて。
一気に疲れが出てくれたせいか、今はとてもスッキリしている。
周りは「ランデブーに重ならなくてよかったね」と慰めてくれたが、
体調を崩す事はどのタイミングでも悔しいし、情けない。
声が出なくなるたびに、お金も名誉なんかよりも、自分の歌声が大切だと気づく。
気持ちよく歌えれば、それだけで良い。
歳を重ねても、素直にそう思える事は嬉しい。
今できることは、ランデブーまでに二度と繰り返さない事。
ちょっとした悪寒でも病院に行こうと思う。
君と一緒に11月23日を健康で迎えたい。
お互い、ちょっとした体調の変化が出てきたら、
休むなり、病院に行くなり、自分の身体をケアしていこうね。
ランデブー、デートの約束をしよう。
次会う日まで会えない時間を大切に。
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