穀雨

愛し君へ

新しい生活にも慣れつつある今日この頃、いかがお過ごし？

疲れが出てくる頃なのでご自愛ください。

君は最近どこか寄り道をした？

先日、仕事で八王子の辺りにいて、

次の予定まで少し時間が空いていたから、

日野市にある「新選組のふるさと歴史館」に行ってきたよ。

実はずっと気になっていた所なんだ。

まあ両親が鹿児島出身の刈川が、

新選組の歴史館に行くのは少し考えものですが。

ちなみに日野市は新撰組の副長・土方歳三、

六番隊組長・井上源三郎の出身地なんだ。

この二人をフューチャーして展示されていたよ。

お客さんが刈川しかいなかったので、

貴重な資料やレプリカの展示を、

貸し切り状態で、食い入るように見たよ。

かつて来日した時のマイケルジャクソンの気分でした。

この歴史館で初めて知ったんだけど、

「新選組」と「新徴組(しんちょうぐみ)」って二つあったんだね。

京を守っていたのが新選組で、

江戸を守っていたのが新徴組らしい。

ちなみに新徴組には、沖田林太郎という人がいて、

新撰組・沖田総司の義兄らしい。

イケメン好きな君は要チェックだね。

両方とも警備組織なんだけど、

なんで新選組はこんなに有名で、

新徴組がマイナーなんだろうと思ったら、

最後の展示を見て理由がハッキリしたよ。

題材となった小説や映画の数がケタ違いなんだ。

1962年、司馬遼太郎氏の「新選組血風録」と「燃えよ剣」が発売されて、

一気にブームになったらしいんだ。

「燃えよ剣」は令和でも映画化されているしね。

みんなが持っている新選組のイメージは、

むしろ「新選組血風録」と「燃えよ剣」のイメージらしい。

新選組も新徴組も命を懸けて闘っていたのになぁ。

自分に重ねてはいけないけど、

先日曲を配信させて頂いて、

そんな刈川をフューチャーしてくれる、

司馬遼太郎氏のような人が現れるのだろうか。

色々な事が学べた歴史館でした。

君もよかったら是非行ってみてね。

幕末に気持ちが行くだけで、結構ストレス発散になったよ。

ちなみにこの後、Instagramで写真をアップしますね。

初の連動企画です。

ラジオやデートが徐々に増えてきましたね。

もちろん状況によって変わるけど、

君と少しでも関わりが持てることが今は嬉しいよ。

今年こそバラの前で歌える事を楽しみにしている。

デートの約束をしよう。