冬至
愛し君へ
今年最後のラブレターを送ります。
色々本当に大変だったね。
一つの出来事がキッカケで、数え切れない程の連鎖が生まれたね。
よく頑張りました。イライラした時は泣いて叫ぼう。
そして、落ち着いたら刈川の音楽を聴いて欲しい。
必ず君の心の栄養になるから。
ここで一息つけるような、
刈川の里山日帰り旅行日記を君にお送りします。
「お風呂に入りたい」と思い、グーグルマップで検索した所、
神奈川県の南部に里山に囲まれたいい感じの日帰り温泉を発見。
早速出かけました。
その温泉は御殿場線の駅から徒歩20分。
富士山が見える絶景温泉との事。
これはテンションが上がる。
まずは新松田に到着。御殿場線に乗り換えようと思ったら、
なんと次の電車まで1時間弱ある。
「よし、歩くか」と思い、検索すると目的地まで、
片道5キロ、1時間10分。
電車を待っても一緒だからと歩き出した。
朝9時。玄関を掃除する人や、ごみ出しをする人。
誰かの日常を垣間見れるのはとても楽しい。
歩く時、自動販売機を見るのも楽しい。
激安と書いてある自動販売機。
見たことのない緑茶が50円で売られていた。
手元の地図に教会の角を曲がると書いてある。
その場所には日本風の平屋しかない。
よく見ると表札の所に〇〇教〇〇支部と書いてあった。
教会が全て洋風の建物ではない事を知った。
ちなみにその教会の向かいは神社だった。
この地域、神様には困らない。
ここで急激な坂道になる。通りも細い。
里山の入り口だ。電線の横にみかんの木がある。
勝手な想像だが、この木に電気が送りこまれてて何だか美味しそうだ。
20分くらいかけて坂道を登りきると、
里山の公園みたいな場所があって、
看板には「里山が体験できるよ」と書いてあった。
今坂道で十分里山を体験したのであまりそそられなかった。
近くに道の駅を発見。寄り道。
道の駅で買う野菜のラベルに、
生産者のフルネームが入っているのが好きだ。
順子さん(仮名)が作った小松菜なんだな~と思って買った。
道の駅で見つけた豆腐が面白い。
光や空気を完全に遮断しているらしく、
なんと賞味期限が半年先だった。
こうなると賞味期限ギリギリで食べてみたいものである。
さて目的地に到着。でも、何だか嫌な予感。建物が暗いのである。
恐る恐る近づいてみると、張り紙があった。
「当館は閉鎖致しました。テニスコートのみ利用可能です。」
嘘でしょ…ねえ、嘘って言ってよ。
紙に書いてある日付は2日前だった。ここでこの旅の教訓。
「グーグルマップでやっていると書いてあっても、一度ちゃんと公式HPを見よう」
ちなみに閉館から約2週間経った今でもグーグルマップでは営業中と書いてある。
来た道を思いっきりバック。往復10キロ。戦利品は小松菜と豆腐。
新松田近くのお風呂屋へGO。駅から7分でした。
たまにある形態なんだけど、
老人ホームで使っているお風呂を一般にも貸し出しているパターン。
値段はなんと400円。市民なら200円。
あまり期待していなかったけど、泉質は悪くない。
そもそもこの辺りは水が良い。400円ならめちゃくちゃ得。
しかも平日の昼なんで、1時間程貸し切り状態だった。
この日、交通費も入れて2000円くらいしか使っていない。
とても有意義な2000円休日でした。
心もチャージ出来たし、今年最後のデートに向けて頑張ります。
チケット完売致しました。本当にありがとうございました。
次会える時まで、会えない時間を大切に。そして良いお年を。
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