大雪

愛し君へ

辛抱の2020年もあと一か月。

終わり良ければ総て良し。

今月、君にとって最高の思い出が出来ますように。


君には待ちぼうけを食らっているものある?

先日、刈川が愛読しているマンガの最新刊が発売されたんだ。

前回の発売が2014年12月。なんと約6年ぶりの新刊だ。

少年誌に掲載されているマンガの多くは週刊なので、

一か月に約4話。単行本には約10話前後掲載されているので、

単純計算で約3か月に1本のペースで販売される。

月刊だったとしても、約5ヶ月に1本のペースで販売されている。

この漫画は当初、週刊誌に月一連載だったので、

年に1本のペースで販売していた。

それがここ10年くらいでペースが落ちていき、

掲載年月約20年で現在15巻だ。


連載当初、かなり年上だった主人公はとっくに年下になり、

ガラケーなどの描写もこっそりスマホに変わっていた。

6年ぶりに読んだ感想をここで。

マジ面白い。そして涙が止まらない。

登場人物が全員上手く行ってない時期で、

それもただ上手く行っていないわけではなく、

何巻か前に全員、希望を持って取り掛かった結果、

今回で打ちのめされた感じである。

続きが週刊誌で読めるとの事で早速購読。

最近あまり週刊誌を買わないので値上がりした事にビックリする。

300円でおつりが返ってくるイメージだったのに、

400円近くしていた。でも買う。続きが読めるって最高。

そして次回の掲載は来年の2月だそう。

相変わらず人を待たせるのが好きである。

でも大人しく待ってしまう。

だって刈川はこの漫画のファンだから。


6年待って感動した事を踏まえて、

今のコロナについて考えてしまった。

マスク無しで歩ける世を、

大声で人と話せる世を、

肩を組み、手を取り合える世を。

この漫画を6年待ったように、

穏やかな世の中を待ってみようじゃないか。

穏やかな世の中になった頃には、

待っていた時の苦しみなどはすっかり忘れてしまう。

喉元過ぎれば熱さを忘れると言った所だろうか。

今は熱いお茶を飲んでいる時である。

君と一緒にいつまでも待とうじゃないか。

そのくらいの気持ちで過ごせるともっと楽になれるよ。

2020年を恨まないために、

今月26日に今できる精一杯を君に届けたいと思う。

あーしよう、こーしようと考えている時間は本当に楽しい。

もう少しだけチケットが余っている。君に見届けに来て欲しい。

次会える時まで会えない時間を大切に。

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