立冬

愛し君へ

ゆっくりと過ごせた2020年もあと2ヵ月。

何か素敵な想い出を残せますように。


君は最近フィンランドに触れた?

先日、日本とフィンランドの交流を特集したテレビ番組を見たんだ。

これが結構面白かった。

中でも、典型的なフィンランド人を描いた

“マッティは今日も憂鬱”という本があって、

何故か日本人にそっくりだった。

「雑談のやり方がわからない」

「すごく嬉しいのに伝わらない」

「知ってる人だけど、挨拶する仲なのか微妙」

遠く離れたフィンランド人と話が合うのかもしれない。

君にも是非お勧めしたい。


日本とフィンランドの関係で切っても切っても離せないのが、ムーミン。

全世界のムーミン市場売上の約4割が日本らしい。

しかも、ムーミンの公式テーマパークはフィンランドと日本にしかないらしい。

国民性が似ていると聞いた後だったから、日本でムーミンがヒットする理由も頷ける。

もし日本で生き辛い事があった時、

フィンランドを覗く事で解決のヒントを得られるかもしれない。

そして恥ずかしながら、松任谷由実、通称ユーミンの由来がムーミンである事を知った。


ムーミンで好きなお話を一つ。


ある日、ムーミンの家に「ニンニ」という女の子がやってきます。

しかし、ニンニは透明で見えません。

ニンニは皮肉屋のおばさんから冷たい仕打ちを受け、

だんだん青ざめて、他人の目から姿が見えなくなってしまいました。

ニンニは声も出ません。なので鈴をつけています。

それからムーミン一家はニンニに優しく接しました。

すると徐々に姿が見えるようになりました。

声も出るようになりました。しかし、まだ顔だけは見えません。

ムーミン一家は優しく接するのですが、ミイだけはニンニにキツく当たります。

ニンニは何も言い返しません。そこでミイが放つセリフがすごく良いんだ。

「怒る事も出来ないの?そこがあんたの悪い所。

“闘う”ってことを覚えないうちは、あんたには自分の顔は持てないわ。」

…と、この話はこの辺で止めておこう。

ニンニがその後どうなるかはお楽しみに。

人に冷たくされたり、皮肉を言われたりすると、徐々に自分の存在を消そうとする。

でも、そこで闘わないと、いつか本当に他人から見えなくなって、声も出なくなる。

自分の顔に誇りを持って生きていきたい。

君にもそんな場面が訪れたら、この話を思い出して欲しいな。


というわけで、2020年の最後に、このご時世と闘います。

鉄壁の防御で迎え撃つ。デートの約束をしよう。

CMも忘れずにね。


-全力CM-

刈川圭祐全力CM「“もうライブしない”なんて言わないよ絶対」篇

https://youtu.be/KzXdP_JMdD0


次会える時まで会えない時間を大切に。

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